中国コミック「CARRIER 携帯者」 別冊少年マガジンで連載が開始されました


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別冊少年マガジン4月号で中国コミック「CARRIER 携帯者」の連載が開始されたようなので購入してみました。

▼過去関連記事
中国の漫画2作品が日本のコミック雑誌で連載されるようです 「CARRIER 携帯者」
中国コミック「CARRIER 携帯者」 別冊少年マガジンで連載されることが正式決定したようです



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あまり雑誌は読まない人間なので、日本のコミック雑誌を買うのは本当に久しぶりです。(たぶん10年近くぶりです)



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最近のコミック雑誌はめっちゃ分厚いのでビビりました。
900ページもあるのか・・・。



とりあえず購入する前から「CARRIER 携帯者」がどうやって掲載されるのか気になっていた(中国の漫画は日本とは逆で左から右に読む形式)のですが、

↓↓↓

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ふーむ、やっぱり巻末から逆順に掲載されているようですね。
ふきだしの台詞も全て横書きになっています。

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ちょこちょこ入る注意書き。


表紙の「異国からの大進撃」という煽り文句と、「CARRIER 携帯者」とその他の漫画との境界ページにエレンが立ちはだかっているのが気になります。つまりここが壁なのか(笑


作品のストーリーについては細かくは触れませんが、主人公は触れたものの情報(記憶のようなもの)を読み取る異能力を持つ探偵「モクス」と、その助手の「エディ」の二人で、キャリアーと呼ばれる異能力者たちの起こす事件を二人が解決していくというサスペンス作品のようです。

すっきりした綺麗な絵で続きも気になってしまうのですが、読んでいて一点だけ話の流れに違和感を覚える箇所が・・・。
それは主人公たちと女の子(ハイノ)が、失踪した家政婦ロボットのコールについての会話をするシーン。ハイノが淡々と状況を説明した直後に、主人公達が「まず落ち着いて」「何があったかもまだ分からないじゃないか」と、まるでハイノが慌てふためいているかのような言葉をかけるのですが、ハイノの台詞からも表情からもそんなに慌てている様子が感じられません。とっても落ち着いて状況を説明しているようにしか思えないんですよね。
なんだかちょっと変だなぁと思い、原文の台詞が気になったのでちょっとオリジナルのほうも読んでみました。


▼オリジナル版の1話は劲漫画の公式サイトで読むことが出来ます。
劲漫画公式サイト 「CARRIER携带者」作品紹介


オリジナル版を読むと、ふーむなるほどと思えるところがあります。
どうもオリジナル版でハイノが状況を説明するコマの台詞は、最後が「都完全找不到它!(どこにも全く見つからないの!)」と感嘆符で終わっているのですが、日本語版だと「どこにもいなくって…」と何故かトーンダウンしているようです。その他にも日本語版の台詞の合間にはオリジナル版の台詞にはない「……」が挟まれていて、やっぱりオリジナル版と比べると冷静に言葉を選んでいるような印象があるんですよね。
オリジナル版の台詞も最初こそ「科尔它……(コールが……)」と話し難そうに始まるのですが、もともとこのコマはやたら台詞の量が多く、最後が感嘆符で終わるところを見ると、話しているうちにだんだん感情が高ぶっているような表現として書かれているんじゃないかなぁと思います。

うーむ、漫画の翻訳というのはとっても難しい仕事なんだなぁと感じてしまいますね。



▼「CARRIER 携帯者」のPVが中国で公開されていたので紹介しておきます









(世間知らず過ぎるだろう的なおまけ)
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価格表示に二つ価格が書かれていて、「え!?最近の雑誌は購入する時期によって価格が違うの?物流的な在庫費用転嫁によるもの??買うならお早めに!??」なんてアホなことを想像して勝手に驚愕していましたが、どうも4月から消費税が上がるみたいですね・・・。いやはや
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この記事へのコメント

- - 2014年03月08日 15:08:19

小説本や新聞なんかもそうらしいけど、中国の漫画ってフキダシも横書きが多いみたいだね
逆めくりもさることながらなんで漢字文化で縦書きを捨てちゃった(大げさか)のか気になる
いずれにせよ日本の漫画雑誌で逆めくりは受けが悪いだろうなあ

- GEO(ジオ) - 2014年03月08日 21:57:21

横書きについては『10番ローラン』も苦戦してたな・・・・・。
あれは第1話が雑誌の真ん中あたりに掲載されてたから、最後から読み始めてわけがわからないことになりましたw

http://caoduan.blog78.fc2.com/blog-entry-1164.html

- ちゃに丸 - 2014年03月10日 07:13:35

>なんで漢字文化で縦書きを捨てちゃった(大げさか)のか気になる
1950年代頃の簡体字制定と同じ頃に横書きが標準化されたみたいですね。
理由は人間の視野が横長であるため、横書きのほうが読みやすい形式であるということなので、合理性はあるみたいです。
日本も同じ頃に左から右への横書きが標準化されたようですが、日本の漫画が縦書きのままなのは、やはりそれまで積み重ねてきた漫画の歴史があったからなのかもしれませんね。

ちなみに中国でも「漫画のふきだしは縦書きであるべきだ」という意見が少なからずあるようです。やはり漫画に登場する人間の姿が縦長なので、縦長のふきだしと縦長の文字が漫画にとっては最も合理的という考え方のようですね。実際に中国の漫画だと人物に合わせて縦長に割られたコマに横書き台詞が無理やり入ってたりすることがあるのですが、非常に読みづらいです・・・。

- ちゃに丸 - 2014年03月10日 07:19:40

>GEO(ジオ)さん
真ん中から始まるのは混乱しますねぇ・・・。
横書き漫画自体は日本でも左綴じの一般雑誌に掲載されている漫画なんかは横書きでしたね。ファミ通の天からトルテとか。

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