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▼「龙朝大都 Dragon Metropolis」 予告映像











あらゆるものが機械化された都市「龍朝大都」 を舞台とした作品。
メカメカしいオブジェクトが凝っていていいですね。




お姉さんも機械化されています





こちらは主人公の「龍正義」
記憶を失い、自分が何者なのか分からないまま、この狂った都市「龍朝大都」に迷い込んでしまう。

制作しているのは以前に「双月之城（龍吟沧海）」を制作していた龙沧文化。
世界観も少し似ているのでてっきり双月之城の続編かと思いましたが、原作は台湾漫画家BARZ Jr.さんによる同名WEBコミックということで別作品のようです。
原作は日更COMICSというWEBコミックサイトで連載されています。


▼原作コミック


原作コミックはどことなく絵の雰囲気が椎名高志感。
結構好みです。




キャラクターのデザインが面白いですね。




チラリズムを意識するようになったのだろうか・・・。



▼まあ原作からしてこんなですが

来自：http://suncomics.animen.com.tw



▼そして原作は眼鏡の子がすごく可愛い

来自：http://suncomics.animen.com.tw
アニメ版はリアルな造形になっていて原作とはだいぶ雰囲気が違いますが、眼鏡の子は可愛く作ってください。
期待してます。




ちなみに台湾コミックを中国でアニメ化というと「実験品家庭」とかもありますよね。

▼過去関連記事
港台中日韓合作によるアニメ「實驗品家庭（実験品家庭）」が製作されているようです



ふーむ、こういった動きはもしかすると、中国WEBコミックの権利はほとんど大手（テンセント、奥飛動漫など）が握っているからとかなんでしょうか。
アニメスタジオが大手に頼らず独自にIP開発しようとすると、自社オリジナルか海外原作に頼る必要があるということなのかもしれませんね。

▼『金刚葫芦娃·黑暗再临』





















「葫芦兄弟」は中国の国民的アニメで、日本でも「ひょうたん童子」というタイトルで放送されていたほどの作品。
瓢箪から生まれた7人の男の子たちが、妖怪退治をするお話。


▼過去関連記事
「葫芦兄弟（ひょうたん童子）」 中国の名作切り紙アニメ







「葫芦兄弟」の作中で封印されたヘビの妖怪（蛇精）を、とある青年が解き放ってしまったというストーリーをイメージしているようですね。
ちなみに「葫芦兄弟」には続編となる「金刚葫芦娃」があるのですが、それよりもさらに後のお話といった感じ。




ヘビクィーン
原作ではここまで邪悪なキャラではありません


▼原作のヘビクィーン

原作ではけっこう愛嬌のあるキャラクターです





アニメーションもかっこいい
本業の合間を見つけつつ4年間制作を続けて完成させたとのことで、とにかく「葫芦兄弟」にかける情熱が凄い




予告編として作られていますが、もともとこういったパロディダイジェスト的に作られた同人作品のようです。
作者の蛋定侠さんの話によると、機会があれば本編も作りたいとのこと。
ちょっぴり期待しておきましょう。











（公式版の続編もあるよ的おまけ）

ちなみに昨年に公式の続編になる「新·葫芦兄弟」が公開されています。
作風はだいぶ違って標準的な今時中国テレビアニメになっていますが、まあ可愛いのでいいんじゃないでしょうか。












（パロディ版もあるよ的おまけ）

「葫芦兄弟」のパロディアニメといったらやっぱり「十万个冷笑话」ですよね

「十万个冷笑话 第四話 福禄篇」 中国のショートギャグアニメ


「十万个冷笑话 第五話 福禄篇二」 中国のショートギャグアニメ



「葫芦兄弟」は愛されてますね

▼「化形」















エンディングクレジットのアニメも可愛い

▼過去関連記事
中国ボカロ「洛天依」「言和」「楽正綾」がなんと中国の日清U.F.O.とのコラボ商品を発売





Sohu Vsinger&日清联动第二弹确认！乐正龙牙共你度过火辣的心动三分钟！

来自：http://www.sohu.com/a/151338257_115832
「乐正龙牙」のコラボU.F.O.は四川火鍋味のようです。


いやぁ、まさか「乐正龙牙」もコラボするとは思っていませんでしたが、そういえば「乐正龙牙」ってサウンドライブラリってまだ出てなかったような？出てましたっけ？
ちょっと自信がないのでタオバオで調べてみたら・・・



▼タオバオ　VOCALOID?4 乐正龙牙中文声库


あ、売ってた！
どうも先月から予約を開始していて、6月24日に発売となっていたようです。
えー、微博のTLではそんな話題見かけなかったんだけどなぁ。
Vsingerや乐正龙牙の公式アカウントで告知くらいしてないのかと思って覗いてみましたが



▼左Vsinger、右乐正龙牙

乐正龙牙アカウントは予約情報については触れられていますが、どちらも「発売したよー！」的な情報は何も無しな感じ。
あれですかね、土日はきっちり休みます的な感じですかね。きっと今日告知があるんだと思います。きっと


まあそんなわけで早速「乐正龙牙」のオリジナル曲もビリビリに投稿され始めています

▼これが初投稿のオリジナル曲かな？




▼こちらは公式デモソング




ライブイベントやコラボ商品の告知は大々的に行っていましたが、サウンドライブラリ販売はおざなり感が漂っていて、微妙に力の入れ具合が透けて見えてきそうです・・・。

▼「血色苍穹」 PV





▼「血色苍穹」 PV その２














同名の人気WEBコミックが原作となっているようです。
少し読んだ感じだと、QRコードを使った殺人ゲームに主人公が突然巻き込まれるといったストーリーのようです。
あらゆるサービスでQRコードとスマホが活用されている中国らしい作品なのかもしれません。


今までのテンセントの3DCG作品は映像の作りがあまり好みではなかったので、この映像が出るまで「血色苍穹」もそれほど期待はしていなかったのですが・・・。


▼こちらは以前から配信されているテンセント3DCGアニメ「勇者大冒険」

来自：www.bilibili.com


▼「勇者大冒険」のメカ

「勇者大冒険」はチープさが残るのっぺりした3DCG


▼「血色苍穹」のメカ


「血色苍穹」では特にメカ関係の質感がめちゃくちゃ高くなってますよね。
「血色苍穹」を制作しているのも「勇者大冒険」と同じアニメスタジオらしいのですが、テンセントの仕事をしている間に技術も設備も大きく向上したということなんでしょうか。



映像演出も初期の「勇者大冒険」よりもかなり凝っていて面白そうです




エロい
また配信が始まるのを楽しみにしておきます。

▼洛天依V4 中国語版パッケージ

来自：weibo @洛天依_官博
洛天依V3のデザインを少しシンプルにした感じのデザインですね。
やや特殊な形状だった袖と胸元あたりが大きく変更されています。
そういえば洛天依の衣装は以前から複雑で二次創作が難しいと言われていたので、複雑な形状はやめてコスプレしやすいシンプルなものにデザインしなおしたのかもしれませんね。
胸元は以前のデザインでコスプレすると露出が多くなりがちだったところを懸念しての変更かな？



▼ちなみにこちらは以前公開されていた洛天依V4の公式新デザイン

1年ほど前に「洛天依V4の新デザイン！」と大々的にホログラムライブで公開されたデザインだったのですが、ファンからの評判もあまり良くなかったようで、その後「あくまでライブ用の衣装」ということになってしまいました。
中国要素が無く安易な今時アイドル風な衣装で、カラーもファンから洛天依カラーとして親しまれている66CCFFじゃなくなっている点がイマイチな評価の要因だったようです。
今回発表された公式パッケージデザインはそういったファンの声も反映されているように感じます。




▼洛天依V4 日本語版パッケージ

来自：weibo @洛天依_官博
そしてV4では遂に日本語ライブラリが登場するようです。

▼そういえばホログラムライブでも内田彩さんと日本語の曲をデュエットしていました

内田彩さん登場
洛天依と何か接点あるんだったっけ pic.twitter.com/9k8ytPLztR

— ちゃに丸 (@chanimaru) 2017年6月17日

V3のときは日本語版ライブラリが出るぞ出るぞと言われながら結局発売されなかったので、日本語版を待っていたファンには待望のライブラリかと思います。

▼これはV3のころの洛天依日本語版ライブラリデモ




そしてV4のパッケージイラストを描いているイラストレーターTIDさん。
どこかで見たことがある名前だなぁと思ったら、以前に戦艦少女の公式同人グッズイラストを描かれていた人でした。


この人だったとは・・・





さて、V4の話は以上なのですが、以前からメモとして書いておこうと思っていた洛天依の権利関係の話をついでに書いておきます。
まず先日開催された洛天依のホログラムライブなのですが、このライブは当日ネットでライブ配信されていて日本からでもそれを視聴した方もいたかと思います。

▼洛天依2017ホログラムライブ告知動画





▼そしてこのライブ配信はAcfunの独占配信

洛天依といえばビリビリ動画のほうが投稿動画も多いですし、そもそもユーザー的にも圧倒的にビリビリのほうが多い上に、ライブで歌われた楽曲もilibili拜年祭用に作られた曲も含まれていたりと、Acfunでわざわざ独占配信というのは少し不思議に思った人もいるんじゃないでしょうか。
これについては現状の洛天依の権利が関係しているようです。


▼それはこれ
【解密】洛天依母公司香港泽立仕及未来发展规划


左のロゴは言わずとしれた中国二次元産業界の二大巨頭の一つ、奥飛動漫(Alpha Animation)です。
次々とアニメ関連企業やIPの買収を進めている奥飛は、いつの間にか洛天依の権利会社にも出資を行っており、洛天依に関する優先的な使用権を獲得していたようです。
そして以前にも少し書いたとおり、Acfunもすでに奥飛傘下の動画配信サイトとなっています。


▼過去関連記事
「巴啦啦小魔仙」の奥飛動漫が、「十万個冷笑話」「雛蜂」のアニメ企業・有妖気を買収したですと！




この辺りを踏まえるとAcfunで洛天依ライブを独占配信というのはごく自然な話だったわけですね。
ちなみに上記の記事で奥飛動漫が出資した企業というのは上海禾念（Vsinger）のことではなく、現在の禾念の親会社である香港泽立仕(Zenith)という企業です。Vocanese時代には聞いたことがない企業名なのですが、どうもVocanese時代の経営陣が禾念を離れる前後あたりに関わりが出てきた企業のようです。


▼そういうわけで現状の禾念（Vsinger）の公式サイトを確認してみましょう。


URLを見ても「http://www.zenith-grp.com/」と、Zenithグループの一員となっていることが分かります。
そもそも泽立仕(Zenith)とはどんな企業なのかと思って調べてみたのですが、どうも元々は韓国の芸能関連企業のようです。



▼Zenith Media Contentsのサイト







見ての通り禾念のロゴも現在はZenithグループに合わせられており、上海禾念から天矢禾念と若干名前も変更となったようですね。


そんなわけで、昨年あたりから洛天依がテレビに登場したり、結構有名な芸能人とコラボしたりと活発な活動を行っているのは、より大きく影響力のある資本が入ってきていることによるものなんでしょうね。
Vocanese設立当初に中国ボカロキャラの中国への権利帰属が強く重要視されて日本企業から権利を獲得した上海禾念でしたが、これはこれでいいのだろうか。

・・・なーんて、まぁ細かいことは気にせずにV4だ！

▼上海望乘が展開しているボカロキャラ

来自：weibo @上海望乘

以前から心華と一緒に新規キャラクターを作って売り込んでいるのはなんとなく見かけてはいたのですが、ボーカロイドとして制作中だったとは知りませんでした・・・。




▼中の人選考中だった「楚楚」のデモソング



中国語ボーカロイドのデモソングとしてはド定番の「茉莉花」
選考中のデモソングはそれぞれ中の人が異なる4つが用意され、その中から上記の音声が選ばれたようです。
中の人は音熊联萌という中国声優団体所属の「苏婉」さん。

ちなみにこの「楚楚」というキャラクターは上海望乘が制作している「BUTTERFLY」というWEBコミックで登場しています。

▼「BUTTERFLY」

来自：weibo @上海望乘

心華も登場します。



▼「BUTTERFLY」の登場人物

「楚楚」（chǔchǔ／チュチュ？）
実力派歌手・・・・・・ではなくて、なんとファッション・下着デザイナーのお姉さんだそうです。
可愛い女の子と可愛い衣装が大好きで、少女たちのために可愛い下着をデザインしたがっている。
自分がデザインした下着のファッションショーを開催することを夢見てる感じなのかな？

なぜボーカロイドになった・・・。






King悦成
コミックでもまだあまり登場していないのでよくわかりませんが、たぶん人気アイドルです。
このキャラもおいおいボカロ化する計画なのでしょう。




そして心華
心華もアイドルという設定。
上の画像の衣装はいつもの心華コスチュームとは違いますが、これは可愛い衣装を着てみたいという心華の願いを叶えるために楚楚が作ったものです。
コミック版の心華はロリータファッションに憧れているようですね。




ふむふむ、そういえば上海望乘は数か月ほど前に心華のホログラムライブイベントを開催していたのですが、その時になんと下着ブランドやロリータファッションブランドとコラボしたファッションショーを行っていたんですよね。
なんじゃそりゃ！と当時は思っていたのですが、そういう企画的な繋がりがあったのか、或いはそういったファッションブランドとコラボしたからこそ楚楚は下着デザイナーになったのか・・・。


▼心華のホログラムライブとファッションショーの様子



鶏とタマゴ的な問題を含みつつも、楚楚V4の登場を楽しみにしておきましょう。



▼上海望乘に関する過去関連記事
台湾ボーカロイド「心華」が中国に初上陸するようですが、その代理企業が斜め上すぎる・・・

▼WEBコミック「BUTTERFLY」はこちらで連載しています
网易漫画　「Butterfly」

▼「Armor Blitz」アニメーションPV





















ヒロインはM114 155mm榴弾砲「Rachel」？
戦車擬人化とか書いておきながら、いきなり戦車でもない榴弾砲ですみません・・・。





このアニメを制作しているのは台湾系のアニメスタジオ「Poirot（白羅、ポワロ）」。
普段は日本アニメの制作協力を行っているスタジオで、「甲鉄城のカバネリ」の制作にも関わっているようです。




▼「Poirot（白羅、ポワロ）」のfacebookページ

Corrupt Maus hair animation test#armorblitz #animation pic.twitter.com/6kf91RpidD

— Armor Blitz (@ArmorBlitz) 2017年3月12日

「Armor Blitz」はすでにサービスが開始されて結構経っているようですが、
どうもこのアニメPVの公開に合わせて近々新たな展開が企画されているようですね。
もはや兵器擬人化ゲーは世界のスタンダード。

▼アヌシー国際アニメーション映画祭2017の受賞結果はこちら


「WolfSmoke（狼烟動画）」は「功夫料理娘」やでお馴染みの中国アニメスタジオ。
新作の「白鸟谷 Valley of White Birds」は若い審査員からの評価が高かったみたいですね。



▼イラスト

来自：https://twitter.com/Wolfsmokestudio

Updating our new project VALLEY OF WHITE BIRDS with some GIF pic, this short film would be very different from our work in the past. pic.twitter.com/N7keS53hz0

— wolfsmoke (@Wolfsmokestudio) 2017年1月27日

この作品は中国でもまだ本編公開されていないので私も内容はよく知らないのですが、少しだけ公開されている映像を見る感じアニメーションが繊細でで美しい作品に感じますね。
映像を見たときにちょっぴり「妙先生」が思い浮かんでしまったのですが、それに近い作品なんだろうか。



Acfun こちらは「WolfSmoke（狼烟動画）」の代表・无言さんのインタビュー動画
※今回の受賞とは関係ありません






ちなみに「WolfSmoke（狼烟動画）」は「功夫料理娘」がTBS DigiCon6で賞を受賞したりと、コンテスト等では高い評価を受けつつ商業作品ではあまりパッとした活躍がないので、中国ではコンテスト専門スタジオなどと揶揄される場合もあるようです。
今回の受賞でまた一段とアレなのですが、現在は商業向けに「功夫料理娘」の続編制作を行っているはずなので今後の活躍にも期待しましょう。


▼過去関連記事
中国のWolfSmoke（狼烟動画）による「功夫料理娘」 続編アニメの制作状況など














（やっぱりすごいおまけ）


それにしても『夜明け告げるルーのうた』と『この世界の片隅に』の受賞は本当に凄いですね。
『この世界の片隅に』は観たのですが、『夜明け告げるルーのうた』はまだ観てなかったのでまた今度観に行こう。

▼「秘封活動記録-祝-」特報PV













相変わらずの高いクオリティのアニメーションが美しいです。
京都幻想劇団はアニメーターも追加募集をかけているので、第2話では更に濃密になる可能性も。
同人とは何なのかをしみじみ考えさせられる作品です。





第2話は早苗のストーリーがメインになる感じでしょうか。
そしてなんと本編は驚異の40分を予定しているようです。
凄いよ

また楽しみにしておきます。

▼「東方今昔物語」















輝夜と藤原妹紅の過去の記憶
自分は不要な存在だと思ってしまった藤原妹紅が自害しようとする感じでしょうか




東方の同人作品が中国や台湾でちょくちょく作られているのはなんだか嬉しいですね。
アニメだけじゃなく、シューティングゲームの創作ももっと盛り上がっていいと思います！（STG大好きっ子）

▼「KRAFT 最後的卡夫特」 パイロット映像





▼Kickstarterのページ
Kickstarter KRAFT:Anime Series

“When nothing is left of the world, can you still hold onto hope?” #KRAFT #Anime #ConceptArt #POSTERKV #hope pic.twitter.com/5ss67FxvQm

— KRAFT - 最後的卡夫特 (@KRAFT_anime) 2017年6月16日

人間たちの欲望により天然資源が枯渇し、荒廃した終末的世界のお話。
利用可能なエネルギーもなく絶望的な状況だったところ、KRAFTと呼ばれる新たなエネルギー源が発見されて希望が生まれる。しかしこのKRAFTは莫大な自然エネルギーを消費して気候を変動させ、空に穴を発生させる「the Wind Hole Cataclysm（風穴大変動？）」を引き起こす。
Shaw JagerとLantez Valeの二人の若者は、父親の残したコンパスを頼りに高度な技術が隠された古代遺跡を探索しながら、KRAFTと風穴大変動の秘密に近づいていく

・・・といった感じのストーリーのようです。





クラウドファンディングの目標額は3話分の制作資金調達として、なぜかNZドルですが247,000ドル（2000万円くらい？）のようです。




▼アニメ用キャラデザ

アニメのShaw Jager君は女の子っぽくも見えますが男の子のはずです

【 Concept Art of KRAFT - Characters】
Tully Nashvit –14yr 152cm#KRAFT #Anime #ConceptArt #Characters #hope #Tully #princess pic.twitter.com/GGVltKwh8L

— KRAFT - 最後的卡夫特 (@KRAFT_anime) 2017年6月16日

このTully Nashvitというキャラのコンセプトイラストがとっても素敵です。
命を狙われて失踪した次期女王らしい。




ちなみにこれらのコンセプトアートは青Chingというイラストレーターの方が描いているようです。





▼こちらの動画で作品を紹介しているのが青Chingさんかな？




台湾のオリジナルアニメはなかなかに数が少ないので、上手く成功して台湾アニメ業界ももっと盛り上がって欲しいところです。







▼過去関連記事
気になる台湾の新作ロボットアニメ「重甲機神 Baryon」
台湾のオリジナルロボットアニメ「重甲機神 Baryon」 クラウドファンディング開始
台湾で制作中のロボットアニメ「重甲機神 Baryon」 コラボMV公開
気になる台湾の新作ロボットアニメ「重甲機神 Baryon」 最新トレイラー映像公開

▼その１「YAOGUAI 妖怪」







このオープニングアニメはフランスの名門アニメーション学校「ゴブラン」が毎年恒例な感じで制作しているそうです。
毎年テーマが決まっているのかどうかは良く知らないのですが、今年はガッツリ中国テーマな雰囲気。



あまり中国の妖怪に詳しくはないのですが、この蛙は「阿唐奇遇 Tea Pets」に登場していたので覚えました。
2本の前脚でお金をかき集め、1本の後脚でどっしり家に根付き金運を呼ぶ「三脚蛙」





これは微妙に「大魚·海棠 Big Fish & Begonia」を意識しているのかな？





▼その２「WU QI DAO 武气道」







武術の道を進む女の子



このランニングのアニメーションが気持ちいい。
流石ですよね



▼その３「LA SIESTE 昼寝」






さりげなく工事現場で寝タバコ危機一髪



火も消さずにふかした直後にポイ捨て
「おもてなし」な作品には見えないのですが、中国系の学生が監督なのかな？




ヤンキー先輩に怒られます





▼その４「PUZZLE 孔明锁」






多様性がパズルのように複雑に組み合わさって中国という国が形成されている、ということを表している感じでしょうか。



▼調べてみるとやはり今年は中国が特集されているようです。
アニメーションビジネス・ジャーナル
映画祭のなかの日本の存在感：アヌシー国際アニメーション映画祭の戦略(後編)

2017年は中国の大特集が組まれることがすでに発表されている

しかし、そんな中国アニメ作品に期待が寄せられるなか、今年の長編コンペに参加予定だった中国アニメ作品「好极了 Have a Nice Day」は急遽参加が取り消しになったそうです。

▼「好极了 Have a Nice Day」


どうも中国国内から直前に行政指導のようなものが入ったようで、中国国内での上映許可証を取得していない作品（事前審査を受けていない映画）は外国の映画祭などへの出展を禁止するという通達があったそうです。
通達を受けて「好极了 Have a Nice Day」は参加を断念したようですね。

▼情報ソースはこのあたり
搜狐　中国动画片《好极了》临时撤出法国国际动画片节



うーむ・・・なかなか難しい話ですが、ここは審査をきちんと受けて上映されるはずの中国アニメ映画「大护法」が代わりに参加するしかない！


来年出るかな？

▼アニメ版「仙剑奇侠传 幻璃镜」PV











以前から「仙剑奇侠传 幻璃镜」のゲームPVにもアニメ映像が登場していましたが、ゲーム本編では使われている様子も無く、PVに登場していないカットが存在していたりとアニメ作品単体として制作されている雰囲気はありました。
そんなわけで先日遂にアニメ化が正式発表されたようです。




アニメは1話20分の全6話を予定しているそうです。
ちょっと短めなのは、やはりゲームのプロモーションがメインということでしょうか。



▼こちらは以前からゲームPVとして使用されていたアニメ映像










また楽しみにしておきます。

▼铁鸥原作イラスト

来自：weibo @铁鸥Project




「铁鸥 ARMORED GULL」はWEBコミックとして連載されている作品で、この作品の原作者はあの「钢羽 Steel Wings」の原作者でもあるLASさんです。
「钢羽 Steel Wings」のアニメ化についての音沙汰が無くなった頃に連載が開始された作品なので、色々とゴタゴタがあった钢羽から離れて新たな作品作りを始めた感じでしょうか。



▼ちなみにこちらは「钢羽 Steel Wings」の初期アニメPV



▼「钢羽 Steel Wings」については過去関連記事で
「戦闘装甲鋼羽(Combat Armor Steel Wings) 」 イメージMVの予告が公開されていました
「平行 Parallel 」　戦闘装甲鋼羽(Combat Armor Steel Wings) のイメージMV完成版　歌詞と日本語訳
中国アニメ「戦闘装甲鋼羽(Combat Armor Steel Wings) 」 がまさかの復活！？新PV公開




▼そして「铁鸥 ARMORED GULL」のアニメ化告知画像

来自：weibo @铁鸥Project

この告知に中国のアニメスタジオ「七灵石」の名前があることに少し驚いてしまいました。
「七灵石」は钢羽の初期アニメPVを制作していたアニメスタジオなのですが、その後「七灵石」は钢羽プロジェクトから離れて原作者のLASさんが独自にアニメ制作を始めていたので、てっきり仲違いな感じなのかと思っていました・・・。
まぁ「七灵石」の以前のスタッフは钢羽PVの主要スタッフも含めてかなりの人数が別会社（上海震雷動画）として独立しているので、そういった影響もあるのか、単に元々資金的な問題だったのかもしれません。
今度こそはアニメ化成功して欲しいところです。

▼上海震雷動画の公式サイトでも钢羽が紹介されています
震雷动画前身七灵石时期作品《钢羽》



▼铁鸥のMV 平行PARADOX






钢羽は中国アニメ業界激変期の渦に飲み込まれてしまったのだ・・・。

▼『填 FILL』


















モノクロな世界で表情もなく日々を過ごす少女。




鏡に映っているのは普段隠している本当の自分の心？




魔法少女ばりの変身で女の子らしい綺麗なドレスを身にまとうけど、どこか不満そう。





女の子らしい衣装を脱ぎ去って、肉体と本当の自分の精神が近づいていく・・・といった感じでしょうか。
そんなわけで、このアニメはどうもトランスジェンダーをテーマにしてる作品のようです。

どっちが精神でどっちが肉体かは解釈が難しいですが、男性の肉体を不思議な女性が与えてくれたとも解釈出来るかも？




これは世間から受けたの偏見の記憶？




再び割れてしまった精神と肉体を受け止めるこのアニメーションがとても美しいです。
心の性別に合わせて性転換することへの理解を求める内容に感じますね。





この青い謎の紐・・・きっと女神に違いない


ところで717动画工作室というのはどういったスタジオなのかよく分かってなかったのですが、今回公開された作品群を見る雰囲気では、どうも大学内のアニメサークルといった感じのようですね。
スタッフは主に四川音乐学院成都美术学院の学生（卒業生もかな？）で構成されているようです。

また717动画工作室の今後の活動も楽しみにしておきます。



▼過去関連記事
中国のショートアニメ作品　「風筝 KITE」


















（おまけ）

Googleで「LGBT」を検索するとレインボーフラッグが表示されるんですね。初めて知りました



ちゃんと８色レインボー

▼「大护法」 MV








▼告知画像ズ

来自：weibo @电影大护法






不穏な曲調と歌詞が作品のイメージと合っていてなかなかいいですね。



MVでも首が飛びまくり




ところでこのイメージソングを歌っている「戴荃」さんの名前はどこかで見覚えがあるなぁと思ったらこれでした



▼過去関連記事
孫悟空をテーマとした中国の音楽 戴荃「悟空」　日本語訳など　【西遊記之大聖帰来】



戴荃さんはいい声してますよねぇ






とにかく血まみれMV




▼こちらは「大护法」予告映像の花生人編








予告編の説明だと花生人は偽の目と口を持った人間とは似て非なる存在と説明されていますし、本編だと体液も赤じゃないから大丈夫ですよ～な感じかと思ったら



やっぱり人間も普通に真っ二つに吹っ飛ばされててよく分かりません・・・。


見たい










（おまけ）

お子様視聴はお断りの13禁映画だけど子供の日は祝いたい大护法


来自：weibo @电影大护法