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▼『Project-聆』は上海のアニメイベントComicup20に合わせて発表されたようです

来自：weibo @七灵石
ざっとサイトの紹介文を読んだ感じだと、この『Project-聆』を企画したのは元々Vocaloid China Projectに関わっていたjarryestelという人のようです。
そして『Project-聆』の制作を進めている『七灵石』もまた、Vocaloid China Projectのプロモーションアニメを制作していたアニメスタジオです。


▼「Vocaloid China Project」のプロモーションアニメ




▼過去関連記事
Vocaloid China活動終了の経緯と、今後の中国ボカロ展開について　【洛天依・言和】

「Vocaloid China Project」はなんやかんや紆余曲折があって、結局中途半端なところで終了となってしまったので、スタッフとしても不完全燃焼感があったのかもしれません。説明文では「Vocaloid China Project」が本来目指していた世界観や理想を受け継いだバーチャルアイドルを作っていきたいといった印象を受けます。
あとキーワードとして「聆姼」といった言葉が掲げられています。美しい歌声に耳を澄ませる的な意味かな？


▼キャラクター紹介

来自：http://www.qilingshi.com.cn
「聆雨（líng yǔ／リンユー）」
雨は二十四節気の「雨水」からきており、万物を復興するという意味があるそうです。
キャラクターにはそれぞれルーン文字が割り当てられて髪飾りのデザインの一部としても取り込まれています。
聆雨のルーンは「ur（ウルズ）」で力を象徴するパワーキャラ。



来自：http://www.qilingshi.com.cn
「聆霜（líng shuāng／リンシュアン）」
霜は二十四節気の「霜降」からきており、秋から冬への季節の転換を表しているようです。
ルーンは「beorc（べオーク）」で、誕生や母性を象徴する癒しキャラ



来自：http://www.qilingshi.com.cn
「聆秋（líng qiū／リンチョウ）」
秋は二十四節気の「秋分」からきており、昼と夜の均衡が取れることを表しているようです。
ルーンは「sol（ソウェイル）」で、太陽や完全性、均衡、知性を象徴する優等生キャラ？



今後、音楽活動やアニメ展開を行っていくということなので、また楽しみにしておきます。


▼公式サイト

来自：http://www.qilingshi.com.cn










（今中国で受けるバーチャルアイドルはこれだ！的おまけ）




最近バーチャルYoutuber「キズナアイ」が妙に中国ネットで受けてます。
人工智障とか言われてますが・・・

▼「阿唐奇遇 Tea Pets」 トレイラー映像









この作品の主役たちは茶寵（お茶のペット）と呼ばれるお茶会のお供の置物。
お茶をかけると色が変わったり、勢いよくお茶を噴射する仕掛けがあったりするようです。


▼実際の茶寵映像



すごい、本当に色が変わるんですね。
茶寵というもの自体を全く知らなかったので大変興味深いです。





こちらは本作品の主人公「阿唐」
「阿唐」はお茶をかけても色が変わったりもせず、面白い仕掛けもないので、店主や仲間からも役立たず扱いされて落ち込んでいるようです。
そんな「阿唐」のもとに突然現れたのは・・・




なんと未来からやってきたロボットの「小来」





阿唐はもっと魅力的な茶寵となるため、小来と一緒に未来の世界を冒険するといった感じのストーリー
ふむ

なんだろうか、若干違和感を覚えるのですが、この手のアニメだと「不思議な存在」が「人間」と出会って「人間世界」を旅するとか、「人間」と「不思議な存在」と出会って「不思議な世界」を旅するのがよくあるパターンな気がします。
このトレイラーだと「不思議な存在」が「不思議な存在」と出会って「不思議な世界」を旅するという、人間との接点をぶったぎった感じがあって、まあある意味面白いかもしれない。


あと、なんとなく映像を見ると「中華トイストーリーかな？」といったイメージが脳裏をかすめつつも、流石に失礼だからそれは言わないでおこうと思っていたのですが・・・



来自：weibo @阿唐奇遇

公式自ら全開でネタにしてた

中国アニメ界のそういう全開なところ、嫌いじゃないです



▼こちらはキャラ紹介映像




▼仲良く手を繋いだ男の子と女の子の茶寵「童男童女」

「童話の愛情なんて全部嘘だ！」

本当は仲悪いのか・・・



「ほれ、味わってみ？」

やめて（笑）

とりあえず「阿唐奇遇 Tea Pets」は7月21日公開だそうです





▼過去関連記事
中国の2016年新年アニメ映画「小門神（Little Door Gods）」

▼「京剧猫 The Movie」 予告映像











「京剧猫」は、邪悪な魔族たちに支配されてしまった猫の国を取り戻すため、4匹の若い猫たちが魔族に立ち向かうといったお話。
子供向けテレビアニメの話題や評判はなかなか中国のネット上でも掴み難いのですが、このアニメはかなり人気が高いようで、中国のテレビアニメ視聴率の記録を次々に塗り替えていき動画配信も数億回再生に達しているようです。




小青の水袖が素敵
京劇要素が盛り込まれた中国らしい作品です



テレビ版も中国テレビアニメとしてはかなり作画レベルが高い作品なのですが、劇場版はさらにクオリティの高いアニメーションで気持ちよくアクションしてくれます。かっこいいぞ！






キャラクターの表情がまたいいんですよね。





すごく見たいぞ。
また楽しみにしておきます。



▼こちらはテレビ版のMV


京劇猫は素晴らしい





▼過去関連記事
中国の新作テレビアニメ「京劇猫 Beijing Opera Cats」 が気になる

▼告知画像

来自：weibo @无罪的文学江湖

私も配信開始直前に知った作品なのであまり詳しくは調べていないのですが、原作は同名の人気WEB小説のようです。




来自：weibo @剑王朝
主人公の「丁宁（丁寧）」。
中国卓球女子の超強い選手と同じ名前ですね。

4月26日から配信開始となってはいるのですが、残念ながら日本からでは地域制限がかかっていて視聴することはできません。
最近の爱奇艺のオリジナル作品はほとんど地域制限がかかっているので、まあそうだろうとは思っていましたが・・・。


▼とりあえずMVのみ



武侠系作品なのですがテーマソングはそんな感じで大丈夫でしょうか。
ちなみにこの作品も最近の爱奇艺作品と同じように、アニメーション制作には日本人スタッフが多く参加しているようです。
本編はまた今度中国行ったときに見よう。











（おまけ）

爱奇艺のオリジナルアニメと言えば神明之胄の第二期も面白そうなのですが、これも本編は地域制限がかけられていて視聴不可。爱奇艺のいけずぅ～

▼ 「阿拉德：宿命之门 THE FATE OF ARAD」 オープニング






▼ 「阿拉德：宿命之门 THE FATE OF ARAD」 エンディング








オープニングのバトルシーンアニメーションはなかなか期待してしまいますね。




こちらの女メイジキャラの名前は「每每（メイメイ）」
大変可愛いらしいキャラクターですが



来自：weibo @阿拉德宿命之门官微
公式から早速ロリババア疑惑ネタ（笑）
それはそれでいいかもしれない




来自：weibo @阿拉德宿命之门官微
告知画像もめちゃめちゃかっこよくていいですね。

ところでこれなんで制服着てるんでしょうか
アラド戦記ってあまり詳しくないのですが、学園物なイメージは無かったのでちょっと不思議

少し調べてみるとプロモ用に学園アニメが作られていたこともあるみたいですが、その流れを若干汲んでいるんでしょうか

▼アラド学園



ふむ





エンディングはちょっと寂しい





4月28日から配信開始のようなので、また期待しておきます。
・・・顔怖いよ




▼過去関連記事
中国テンセントによるアラド戦記の新作アニメ「DNF THE FATE OF ARAD」 PVとテーマソング公開










（おまけ）

祈InoryさんのよるオープニングテーマMV

来自：http://www.561422.com/html/donghua/39392.html
原作はキャロル・ウィルキンソンによるオーストラリア児童文学「Dragonkeeper」。
奴隷として暮らしていた少女がドラゴンと出会い、自分が何者であるのかを知るための旅に出るといったストーリーらしい。



▼日本語版「ドラゴンキーパー」

ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍

原作のイラストでは思いっきり西洋ドラゴン！って感じですが



映画のビジュアルでは東洋の龍！になっています。
一応原作でも舞台は中国のようなので、まあ中国向けに映画化されるなら当然東洋龍ですよね。

ちなみにこの劇場版ビジュアルやキャラクターデザインを手掛けているのは、怪盗グルーシリーズの初期デザインにも関わっていたThe SPA Studiosのようです。

▼The SPA Studiosのブログでも紹介されてますね
EARLY VISUAL DEVELOPMENT FOR ‘DRAGONKEEPER’



トレイラー映像などはまだ公開されていないようなのですが、どこかに少しでも映像出てないかなぁと探していたらCCTVのニュース番組で少しだけ紹介されているのを見つけました。

▼こちらの11:46あたりから（ほんとにちょっとだけ）
CNTV 《新闻直播间》 20170421 11:00







ヒロインのピン




この龍の名前はダンザ？だったかな
映像はファミリー向けな感じに作られていますね。

原作は日本でも翻訳されている作品なので、順調にいけば日本にも入ってくるんじゃないかと思います。
また楽しみにしておきます。





▼関連リンク
「守龙者（ドラゴンキーパー）」 公式サイト

Happy to announce #Dragonkeeper https://t.co/fAD7t0UOHJ

— Dragonkeeper (@Dragonkeepermov) 2017年4月22日

▼「龙骑侍」 制作予告PV









「绿怪研」は今まで公開してきたアニメ企画PVの人気投票を実施して、一番人気が高かった「龙骑侍」から本格的に本編アニメ制作を開始することにしたようです。



绿怪研作品は基本的に広東語のようなので私には何を言っているのかさっぱり聞き取れないのですが、一応ビリビリ動画の字幕では「トラブルを解決するのが我々龍騎士の使命だ」「龍騎士規則第三条、どんな状況であっても退いてはならない」「奴らを叩きのめすには武器が必要だ！」
みたいな台詞をしゃべっているようです。

龍騎士規則・・・騎士道大原則
龍騎士・・・リューナイト？

ハッ！？
微妙にリューナイトの影響があったりするのだろうか



「绿怪研」って長編アニメが作れるほどスタッフがいるようには思えないのでどんな体制で制作していくのかと思いましたが、クレジットにはなんと四次方動画の名前もありますね。
外部スタッフの協力も得ながらクオリティに妥協したくない感があっていいんじゃないでしょうか


▼過去関連記事
中国の新鋭アニメスタジオ「四次方動画」によるショートアニメ 「回家郷的果子」がとても綺麗





▼そしてアニメ制作に合わせてコミック版「龍奇事」も連載が始まりました

なんとなくこの作品における龍騎士というのは、龍を倒すとか龍に乗って戦うとかではなく、龍に騎乗されている騎士のような気がしますがどうなんでしょうか・・・。
ストーリーも気になります。



アニメは夏ごろに公開予定ということなので、また楽しみにしておきます



▼過去関連記事
あの伝説の中国アニメ「アストロプラン（星原戦紀）」の外伝同人アニメPV「望月之道標」登場
中国アニメスタジオ緑怪研のアニメ企画PV 「竜騎士」
中国アニメスタジオ緑怪研のアニメ企画PV 「白狗 The Killer」
中国アニメスタジオ・緑怪研が80年代オタク魂に捧げるアニメ 「グリーンモンスター・みどり」

▼「Can you hear me?（你聽得見嗎）」 予告映像













「Can you hear me?（你聽得見嗎）」は台湾雲林科技大学の学生によるショートアニメ作品。
糸電話でお兄ちゃんと話したい妹と、スマホに夢中になってしまったお兄ちゃんのお話しのようですね。





お兄ちゃんがスマホを手に入れた時の「えー」の表情が面白い




もう紙コップの動きだけでもめちゃくちゃ可愛くてこだわりを感じます







▼小梅

完成版が公開されるのをとっても楽しみにしておきます







（おまけ　その１）

その他気になる台湾の学生制作アニメ予告映像2作品

▼雲林科技大学の学生作品「天光再起 -THE SUNRISE-」




▼南台科技大学の学生作品「NEKO」






（おまけその２）

詳細は不明ですが怪しい雰囲気が気になるのでついでにメモ書きの【中二病童】
台湾芸術大学の中二病テーマ作品集ってことなのかな？

▼「エリスのワンダークッキング」





▼中国語版はこちら










怪しいダンスが楽しい






来自：weibo @妞妞爱瑞丝
wechatスタンプは使ったことがないので詳しくは知りませんが、
こんな感じのスタンプが色々と用意されているんだと思います。




DMM Picturesは中国でも人気の高い「銀河英雄伝説」の海外権を取得しているらしく、中国向けの展開もかなり意識している雰囲気がありますね。
今後の動向がちょっぴり気になります。

▼「仙剑奇侠传幻璃镜」　アニメPV



▼ゲームPV














ヒロイン的猫娘「檀霜」




「仙剑奇侠传幻璃镜」自体は半年程前から台湾ではサービス開始しています。
前から書こうと思っていたのですが、すっかり忘れていました・・・。

ただ今回のアニメPVは以前は見かけなかったので中国サービス向けに作られているのかも？





ちなみにこの「仙剑奇侠传幻璃镜」は台湾で情報が出始めたころには、日本アニメ風になりすぎじゃないかと微妙に賛否両論を見かけたような気がしますが、まあそのあたりは時代の流れかもしれません。


▼伝統的な仙剑奇侠传の絵（仙剑奇侠传四）

来自：https://zh.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8A%8D%E5%A5%87%E4%BF%A0%E5%82%B3%E5%9B%9B






PVでは見かけないカットもあるみたいですが、ゲーム中で流れるアニメなのかな？
未プレイなのでよくわかりません・・・。


▼過去関連記事
中華圏の人気オンラインゲーム「仙剣奇侠伝６」 アニメーションPV

▼「新成龙历险记」 予告映像その１




▼「新成龙历险记」 予告映像その２








▼冒頭ではしゃぐジャッキー

ジャッキー・チェンって今63歳みたいですが、とても若々しいですね。



なんと3DCGアニメだったのか・・・。
今どきの標準的中国テレビアニメな感じ



魔法少女要素もぶっ込んできて、女の子向けにもアピールする全方位っぷりです。
目つきが怖い




▼ちなみにこれは以前の「ジャッキーチェンアドベンチャー（成龙历险记）」


見てのとおり、旧・ジャッキーチェンアドベンチャーはジャッキーが主人公として登場するアメリカのアニメだったのですが、今回の「新成龙历险记」は完全中国国産アニメとして製作されているらしいです。
作風変わりすぎ


▼一応中国のジャッキーアニメと言えば「奇幻龙宝」という作品もあります

来自：百度百科
めがねっ子ヒロイン（幻儿）が可愛いアニメ
「奇幻龙宝」はモンスター・メカ・武侠・魔法・そして聖闘士星矢と、あらゆる要素がてんこ盛りでごちゃ混ぜ感が凄い作品です





▼「新成龙历险记」のJ-TEAM

「新成龙历险记」は、主人公のジャッキーと魔法少女ヒロインの小美、そしてアルパカがJ-TEAMというチームを結成して悪と戦うお話。
とにかく流行要素をごちゃまぜにぶっ込んでくるあたりは「奇幻龙宝」と通じるものがありますね

まあそれはいいのですが、なんとこのアルパカ・・・



名前がDuang Duangだと・・・！？

Duangというのは中国のネットで一時期大流行した言葉で、ジャッキーチェンが育毛剤CMのインタビュー映像で、髪の毛が増えることをオーバーに「ドゥワ～ン(Duang)」と表現としたことが発端になっています。


▼発端の映像







MADやネタ画像、duangの漢字まで作られ、duangは中国ネット上でジャッキー・チェンの代名詞になってしまいました


▼関連記事
レコードチャイナ　流行語「duang」を英メディアも報道、生みの親・ジャッキーは「頭くらくら」―中国

自ら発した言葉ながら、「初めて聞かされた時は頭がくらくらした」と語っている。「duang」だけが一人歩きして、ジャッキー本人が知ったのは、かなり世間で知られるようになってからのこと。友人からのメールに「duang」と書かれていたり、会う人に言われたりするたび、「何のことかと思っていた」のだという。

そんなduangを真っ向からアニメのネタに使ってくることを容認するとは、やはりジャッキーは懐が深いですね




微妙に目つきが怖い小美の活躍を少しだけ楽しみにしておきます












（おまけ）


小美の変身シーンは攻めすぎでは・・・

▼劇場公開予告映像












▼過去関連記事
中国初のキックスターターによるアニメプロジェクト「THE BLACK PEANUT（黒花生）」
中国NiceBoatAnimationが参加するアニメ企画 「THE BLACK PEANUT（黒花生）」 制作中映像公開



▼告知画像

来自：weibo @电影大护法







突然切り落とされた腕が降ってくる系アニメ
ストーリーはあまり把握していないのですが、行方不明の王子（上の画像のおっさん）を探している少年が不可思議な村に迷い込むといった感じだと思います。



この作品は以前のPVでも首がポンポンコロコロとよく飛んでいくポンコロアニメのイメージが強いです。
なぜ上映できるのか・・・。



思いっきり銃殺処刑の描写なんかもあります



そして何も隠すことなく「暴力」が謳い文句になっています
一応中国の映画はテレビアニメと同様に政府機関による事前審査制度（いわゆる検閲）になっているはずですが、なぜこれが上映できるのか中国のネット界隈でも「これが審査通ったの！？」「本当に許可されたのか？」と驚かれているようです。
そりゃそうだよ




一応PG-13指定されており、13歳未満の視聴は非推奨的な扱いとしているようですが、そもそも中国映画にそんなレーティング制度なかったような・・・。
期待していた作品ではあるので、視聴できる日を楽しみにしたいと思います。








（おまけ）

ちなみに「大护法之黑花生」は以前に一度限定上映会は行われていました。
このときは一部限定だから大丈夫なだけだと思っていたのですが・・・。

キックスターターで資金調達していた中国アニメ「黒花生」の上映会が行われたみたい。とても一般向けとは思えないんだけど、とにかく突き進んで行く感が凄い #大护法之黑花生 https://t.co/J1Kk2c2gPA pic.twitter.com/jw9QO6wNxF

— ちゃに丸 (@chanimaru) 2016年7月31日

とにかく突き進んでいき、存在しなかった道を切り開いていく今の中国アニメ

▼「妖怪名单」　第二期PV













▼こちらは第一期の映像

「妖怪名单」というと、第一期ではかなり露骨な描写があったり




（恐らく）中国のアニメで初めて「聖なる光」的な演出を採用したり、




ロイター　中国「ポルノと暴力広めた」、テンセント・バイドゥに罰金＝報道
この報道があった際にもCCTVから槍玉に挙げられたりするような攻めた作品だったのですが、それ以降はあまり過激なことはやってないみたいですね。
第一期の序盤は流石にやりすぎたのだろうか。





▼第二期

時代の流れに乗ってきたのかネットアイドル要素がぶち込まれています。



ネムノキ妖怪との決着ってまだついてなかったんでしたっけ？
あまりちゃんと原作読んで無いので詳しくは知りませんが




「房中術」

そういうところはやはり「妖怪名单」
第二期も期待しておきます











（おまけ）

「妖怪名单」がやや自粛気味なのを尻目に、中国最強のお下劣アニメの名を欲しいままにする「大力金刚（我差点就信了！）」



このアニメが何故普通に配信出来ているのかは中国アニメ七不思議の一つですね・・・

▼小花仙 第三期 「小花仙 守護天使」 は爱奇艺で配信中です



▼第一話












黒いケ○ちゃん・・・
第三期のプロローグはどうも第二期からかなり時間が経っている世界のようで、王子だった库库鲁（ククル）が成長し、正式に国王として就任するところのようです。



黛薇薇 「私たちの国王はなんてかっこいいの～」

なんて言ってる元・库库鲁の魔法の先生「黛薇薇（ダイウェンウェン）」
こんなキャラだったっけ・・・。
まぁこんなキャラだったかもしれない



そこに現れたのは拉贝尔大陆（ラベア大陸）の守護神「安琪儿女神」
これはOPを見ても分かるとおり夏安安が成長した姿ですよね。
地球の少女だった夏安安はいつの間にかラベア大陸の女神になっていたようです。



新しい女神と国王の誕生で次世代の希望に溢れる花仙国のお祝いにいち早く駆けつけたゲストは芬妮公主（フェンニー姫）。
近隣の友好国のプリンセスのようですが、どうも様子がおかしい。



芬妮 「親愛な库库鲁兄様、あの約束を忘れたのですか！」

などと、库库鲁といちゃつく安琪儿女神を睨み付ける芬妮公主。
今回の騒動は库库鲁の火遊びが原因なのだろうか・・・。

「何を言ってるのか分からないよ」などとすっとぼける库库鲁。
芬妮公主は怒りに任せて闇の力でみんなを石化させていく。


▼そしてシリアス展開の中に差し込まれる最高に可愛いアイキャッチ


相変わらず最高に可愛い小花仙アイキャッチイラストですが、空気は読みません




安琪儿女神のピンチに駆けつけたのはラベア大陸を守る花仙魔法使（花の魔法使い）の「小愛」
夏安安は守護女神に昇格しているので、後任として選ばれた花仙魔法使という感じでしょうか。

ラベア大陸の精霊王たちは全て芬妮公主に囚われてしまっているようで、打つ手のなくなった安琪儿女神はなんと小愛と库库鲁を過去の地球に送ることを決意したようです。




▼過去世界の花仙魔法使たち

いつもの二期の四人組ですが、この状況って・・・第二期のラストからは全く繋がってませんよね。
埋められていないエピソードがまだ大量に残されている感じ。
第二期の続きを期待していた人にはびっくり展開じゃないでしょうか。




1話だけだと第三期世界の全貌がまだまだ不明瞭なので、2話が気になって仕方がありません。
あぁ、早く続きが見たい見たい




そしてやっぱりエンディングテーマが最高すぎる。
小花仙は音楽へのこだわりも凄まじい。

今後の小花仙も楽しみにしておきます




















（第二期の盛大なラストネタバレ含む的なメモ書き）

▼第二期ラストのあらすじ

第二期では地球の危機を救った夏安安たちでしたが、暗黒女神「雅加（ヤージャー）」が地球から去ったことで库库鲁はラベア大陸に戻り、库库鲁はこれ以上地球に危険をもたらさないようにラベア大陸と地球との繋がりを封じようとする。
しかし他の花仙魔法使はまだ囚われたままであり、ラベア大陸の危機も去ったわけではないので、自分だけ平和に暮らすわけにはいかないと夏安安は库库鲁を追ってラベア大陸に繋がる噴水に飛び込む・・・という、思いっきり物語半ばなところで小花仙第二期は最終回を迎えています。

夏安安がラベア大陸の女神となる未来の世界は、この2期ラストの後にラベア大陸の危機も救ってラベア大陸に残ることを決意した夏安安の世界と考えれば自然な繋がりですよね。
でも「小愛」が向かった過去世界は4人とも揃って地球で平和に暮らしている世界なので、若干パラレルワールド感があります。



未来世界視点から話が始まっていることもあり、夏安安たちもすでに過去の伝説的な花仙魔法使という扱いになってる雰囲気もあるので、これはもしかすると小愛への主役交代の布石だったりするのだろうか。
気になる気になるー

※本編は何故か地域制限がかかっているのでオープニング映像（ED？）のみ

▼「风灵玉秀」　オープニング「有你的江湖」









この作品はなんとbilibili拜年祭2016のMV映像から生まれた異色のアニメ企画です

▼過去関連記事
DDFさんのアニメMV「婕纶二重奏」 と過去作品など 【bilibili拜年祭 2016】



▼bilibili拜年祭 2016のMV映像（関連映像は1:55辺りから）







▼とりあえず簡単にキャラ紹介

白髪の少女は「钰袖（yù xiù／ユーショウ）」
何故か武術の達人で謎が多いキャラクターですが、オープニングの歌詞を見るに、どうもかつて仙人となるための修行を行っていた感じですね。
そのためか俗世のことにはちょっと疎い。あと食いしん坊。


こちらは「风铃（fēnglíng／フォンリン）」
飛賊という屋根を飛び回って盗みをはたらく盗賊の少女。
钰袖からは「铃儿（鈴ちゃん）」と呼ばれている。


▼キャラクターデザインイラスト


来自：weibo @DDF带你兜兜风



▼これはbilibili拜年祭MVでの二人の出会い（？）の映像

「风灵玉秀」がbilibili拜年祭のMVでのストーリーを踏襲しているのであれば、二人の出会いは风铃がたまたま钰袖の屋敷に盗みに入ったことから始まります。
堅苦しい生活に退屈していた钰袖が、意気投合した风铃の語る世間の様子に惹かれて一緒に旅をすることになるといったところまでがMVでのお話かと思います。
今回制作されたアニメ「风灵玉秀」は、このMVの後の話を描いている雰囲気。





ちなみにこの「风灵玉秀」は4月1日に公開されたので、当初エイプリルフールネタとして扱われていて私も一瞬ジョークで長編アニメ風に作っただけかと思ったのですが、冗談ではないクオリティの本編がしっかり20分作られている上にオープニング映像を見る感じストーリー構想も有り気なご様子。


▼ビリビリ動画でも独占連載アニメ扱いになっています



DDFさんはいずれ中国のアニメ業界で頭角を現す逸材だとは思っていましたが、ビリビリ動画がそこに素早く惜しみなく出資していたとは抜け目なくて素晴らしいですね。やるなビリビリ動画
DDFさんの話では続きも実際に制作されるようなので、また楽しみにしておきます。






▼過去関連記事
今さらながら「bilibili拜年祭 2014」の東方同人アニメがめちゃ凄かった　【アリスと妖夢】

初音ミク「暁秋月明（月見でもしませんか）」のカバー動画アニメーションPVがとっても素敵

▼「小花仙 守護天使」の予告映像












第三期の新キャラ
もともとが花仙国育ちな子で人間界にやってきた感じでしょうか？




先輩面の夏安安（笑）

若干ストーリーがシリアス展開になっているような雰囲気ですが、変化をつけようと暗くてジメジメした作品になってしまうとお子様たちは付いてこられないかもしれないので気をつけてもらいたいところです。
レイアー・・・、うっ頭が・・・。




アニメーションは相変わらず安心・安全・安価な据え置きクオリティのフラッシュアニメかと思いきや・・・




なんと変身シーンは3DCGアニメが使われるようになっています。
うーむ、時代の流れなのかもしれませんが、個人的には小花仙には中華フラッシュアニメの最高峰を極めていってもらいたかったかもしれません。
配信開始は4月7日から。



▼小花仙関連ツイート

小花仙の第三期放送延期でスタッフもだいぶ苦労しているみたいだけど、延期の理由はやっぱりテレビ放送の検閲時に不備があったからとかなんだろうか。
小花仙は結構攻めてるエピソードがあったりするからなぁ・・・。#小花仙https://t.co/kY38Znhvnt pic.twitter.com/VMLTFzlk9U

— ちゃに丸 (@chanimaru) 2017年3月18日

ネット配信日は発表されたのにテレビ放送日が発表されてないということはやはり・・・？

放送延期で我慢出来ずに情報をちょいちょい出していく小花仙スタッフからED映像が公開されてた。今までと違って運命に立ち向かっていくような勇ましい感じの曲でとても素敵 https://t.co/maoyXC9kaS #小花仙 pic.twitter.com/xJFTlbBkza

— ちゃに丸 (@chanimaru) 2017年2月11日

第三期ではOPもEDも新しくなるようです。
ちょっぴり先行公開されていたEDがめちゃくちゃ素敵だったので、早くフルで見たい見たい

あと、以前は（やや微妙なクオリティの）3DCGで予告されていた劇場版小花仙も2D作画アニメになる雰囲気。 #小花仙https://t.co/srFI5jxo5R pic.twitter.com/QpAZI6bkIs

— ちゃに丸 (@chanimaru) 2017年1月12日

劇場版は3DCGから2D作画になるような話を見かけたので、やや迷走気味かもしれません。





（2017/4/5 追記）

オープニング映像も先行公開されました

▼小花仙 第三期オープニング



新オープニングソングも楽しくていいですね
小花仙の歌はいつも素晴らしい




（おまけ）


来自：weibo @Dorris之雨

▼原作の絵本「鬼列车」

来自：weibo @wuhu动画人空间
原作は中国の作家・景绍宗さんの絵本「鬼列车」​​で、母を探している二人の兄弟が妖怪列車に迷い込んでしまうといったお話のようです。
景绍宗さんは中国の教科書の挿絵を描いていたりと、かなり有名な絵本作家みたいですね。


▼アニメ版のキャラデザイラスト

来自：weibo @wuhu动画人空间



来自：weibo @wuhu动画人空间
映像はまだ公開されていませんが、どんな作品になるのかまた楽しみにしておきます。










（おまけ）

▼「城里来的一条龙」のちょっとだけアニメ


「城里来的一条龙」も景绍宗さんの絵本作品です

▼「全職高手（マスターオブスキル）」バトルアニメPV














全方位死角無しだぜーー！


からの




あっさり背後から不意打ちがなんだか笑えてしまいます






配信日開始はもう間もなくの4月7日
先月からイベントを開催していたり、マクドナルドとコラボしていたりと、広報活動にもかなり力を入れていてファンの期待値も高まっているかと思います。




来自：http://www.ifanr.com/811879
ちなみにゲーム版もすでに予約が始まっているようで、アニメから一気にメディアミックス展開をしていく感じみたいですね。
また楽しみにしておきます。

▼「武塾」PV




















中国の校服風にアレンジされた拳法着が素敵




このバトルアニメーションもとっても楽しい
绿怪研はまだアニメ研究サークルのような存在みたいですが、スタッフのアニメーションへの情熱は本物ですよね



▼そしてこのカット


これは以前に中国のアニメーター「光学核心」さんが原画を公開していたカットですね。
なるほどこのアニメだったのか。




▼光学核心さんに関する過去関連記事
中国の個人制作ショートアニメ「高温VS排斥（Heat vs Repulsion）」がめちゃ凄い
おかっぱ娘とゴーレムのバトルアニメーションが気持いい中国のショートアニメ 「悪人谷」


ちなみに光学核心さんは最近「幼女戦記」で日本アニメデビューを果たしたようです。（爆発エフェクト作画らしい）

#Youjoseki ep 5 @OpticalCore learned anime by himself after high school, now has been an professional animator! @Josh_Dunham @CanipaShow pic.twitter.com/MUlrKx32DH

— 几岁糊涂? (@SIN_JSHT) 2017年2月3日

绿怪研と日本のアニメに接点が生まれているのは何だか不思議な感覚です。



▼「武塾」イラスト






企画PVは続々発表しつつも、なかなか本編公開にはこぎつけられていない绿怪研ですが、どうも竜騎侍（龍騎侍？竜騎士？）はそろそろ公開されそうな雰囲気は醸し出されてきています。
绿怪研の今後の活躍も楽しみです。


▼「绿怪研」関連過去記事
中国のコミック「紅叶琉璃」 アニメーションPV 　そしてなんと、あのアストロプランが？？
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