
中国アニメ「翼飞冲天之天际战骑」の第7話
人類はあまりにも非道である
▼「翼飞冲天之天际战骑」 第7話

畸咕 「まさかこんな恐ろしいものが存在するとは!」畸咕 「あまりにも酷すぎる!!」アリの巣キットを見つけて恐怖と怒りに震える畸咕(ジグー)パパ。
畸咕 「ルギー、アリたちが一体どんな迫害を受けているか考えてみなさい」
畸咕 「人間どもは観察という名目で恐ろしい悪事を働き続けているのだ」
畸咕 「家の中で食事したり風呂に入っている様子を、ずっと誰かに観察されているとしたらお前はどんな気持ちだ?」アリたちの立場になって物事を考えることをルギーに教える畸咕パパ。

ルギー 「わー、そんなのいやー! アリたちが可哀想よ!」畸咕 「おのれ人間どもめ、必ずや虐待を受けるアリたちの気持ちを思い知らせてやるぞ!」
ルギー 「思い知らせてやるー!!」あくまで目的はアリの権利保護な、極悪非道の宇宙犯罪者・畸咕&ルギー 。
もうこの開始1分ほどのやり取りが最高に楽しい天际战骑。

そんなわけでアリ型メカを引き連れるルギー。
このアリ型メカの特殊な光線を受けた天翼(ティエンイー)たちは・・・

天翼 「か、体が小さくなってく」畸咕 「アリたちと同じ視線、同じ立場に立つことで、お前達がいかに傲慢であったか知ることになるだろう」畸咕 「相手の立場になって物事を考えなければならない!」対立する相手との問題解決を図る上で非常に大切なことを教えてくれています。
相手がなぜ怒っているのか?なぜ争いになるのか?まずは相手の立場になって考えてみることをしなければ、いつまで経っても平行線で不毛な争いが続くだけなのだと。
大切なことはいつも敵が教えてくれる素敵なアニメ、「翼飞冲天之天际战骑」。
(つまり敵にも敵の立場があると教えてくれているわけですね)

小さくなってしまった天翼たちはラジコンヘリを操縦することが出来ないため、今回は兰兰(ランラン)に色々と協力してもらうことになったようです。
町はアリたちに占拠されているのですが、割と和やかにお店で買い物しちゃったりして準備を進める我らがヒーロー達。
どんな時でも心のゆとりは大事です。
兰兰 「ははは、お兄ちゃん可愛い」とか言ってる兰兰が大変可愛いぞ。
そんなわけで兰兰の活躍でアリ型メカも無事爆散。
本体が破壊されたので天翼たちの体も元の大きさに戻るようですが・・・

このカット、どう見ても青龙たちのほうが小さくなっているような・・・。
め、目の錯覚ですね。そうに違いない
そんなわけで、今回も大変教育的で楽しいエピソードでした。
天际战骑は素晴らしい。
(おまけ)
そういえばこの作品を作っているアニメ会社をチェックするのを忘れていたのですが、このアニメを作っているのは「千骐动漫」というアニメ会社のようです。
今までどんな作品作っていたのかと思って調べて驚いたのですが、この会社は
あの伝説の指スケアニメ「翼空之巅」を作っていた会社じゃないですか!
▼翼空之巅




そう言われてみれば、おバカで楽しいノリや、ライバルキャラを個性的に描くところなんかはこの「翼空之巅」に通じるところがありますね。




正直なところすっかり存在を忘れていたのですが、久しぶりに見たくなってきました。
ピンクエビフライヘッドによって主人公が優雅な淑女に教育されるエピソードとか最高に面白かったんですよね。
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