ここはかつて「中国アニメブログ ちゃにめ！」だった場所です→chanime.net

▼「超有病」　第4話













パパ 「私のは家のためであって大人の事情だ！お前がiPhoneをせびるのとはわけが違う！！」

パパも家を奪い取るために親を殺そうとしていたのか・・・
※中国は大変両親を大切にするお国柄です






パパ「图样图森破！！！」


この「图样图森破（トゥヤントゥシンポー）」は最初全然意味が分からなかったのでアニメの必殺技か何かかと思ったのですが、どうもこれは江沢民元国家主席がしつこく質問を繰り返す若い香港記者に怒って発言した伝説の名言「too young」「too simple」を表す言葉のようです。



▼伝説の映像



うーむ、大丈夫なのだろうか色々と










ちなみにパパンが冒頭で口ずさんでいる歌は、旅先での親子愛を描いた中国の超人気バラエティ番組「爸爸去哪儿（パパどこ行くの？）」の主題歌です。
私も本編は見たことはないのですが、この主題歌は楽しくてとっても好きです。


▼《爸爸去哪儿2》主题曲

▼「超有病」第3話




▼あいかわらず早いニコニコの日本語字幕付動画











何故か突然長々としたファンタジー物洋画風の英語ナレーションで始まったぞ




「あのぉ・・・団長、あなたが何を言ってるのか分からないんですけど？」




「みんな！マイホームのために！突き進むぞ！！」

めっちゃ短くなった（笑






今回はマイホーム獲得のためのドラゴン退治のお話みたいですね




どこかで聞き覚えのある効果音が流れた気がしますがきっと気のせい（笑








そんなわけでドラゴン退治を終えて村に帰る勇者ですが、そこで話しかけてきた老人の声に凄く聞き覚えが。
この人は・・・


やはり中国の有名声優・葛平さんではないか！
ニコニコ大百科　葛平

中国ネット上でことごとくネタにされる人ではありますが、まさか超有病に本人が登場するとは・・・。
恐ろしい。







ちなみにエンディングで宣伝されているこれは、超有病の原作者をキャラクター化した水査子のアクションフィギュア。
中国のオリジナル漫画キャラなんかが大人向けのフィギュアとして発売されるのは結構珍しいのではないでしょうか。



▼水査子フィギュア


表情パーツも複数付属していて、アクションフィギュアとしては結構有名なボディパーツも使用しているようで自在にポーズを作ることが出来るようです。その手のメーカーとともに真面目に作られているっぽい。




来自：http://item.taobao.com/item.htm?id=39246374096


来自：http://item.taobao.com/item.htm?id=39246374096

いかがわしすぎる（笑
これは中国で堂々と販売していいものなのだろうか
もはや基準がよく分かりません


・・・というか、








その等身大ドールはどっから持ってきたんですか！！
うーむ、まさかこんなドール画像をこのブログに書くことがあるとは思ってもいませんでした。
誰かの私物とかなんでしょうか。いやいやまさか・・・


▼エッチなフィギュア満載の某鬼畜監督のブログ
監督の鬼畜美学


超有病はいつも予想外の方向にぶっ飛んでいくなぁ

▼「超有病」第2話






▼ニコニコに早くも日本語字幕版が・・・
















なんだか見覚えのある後姿。
「被NTR」ってどういう意味かと思ったらN（寝）T（取）R（られ）なんですね。
うーむ、しょうもない知識が増えていく。


いやいや、そんなことよりも・・・




裸エプロンだと！！




よかった、パンツは履いてた
（全然良くない）




お下劣極まりない日本アニメが流れるパソコンの前で下半身丸出しのまま死んでしまったお兄ちゃん・・・。
ほんと相変わらず酷いアニメだなぁ（笑

ちなみに霓虹（ní hóng／ニホン）は日本の音訳当て字で、
括弧で書かれた「riben」が中国語での日本（rìběn／リーベン）の発音です。
最近ネット上でこういう表記（正しい意味の発音を括弧で括る）をよく見かけますが前からでしたっけ？





エンディングに出てくるこの女性はコスプレイヤーの阮小七さん。
コスプレイヤーで「阮小七」というのはどこかで見覚えがあるけど何だったかなぁと半日ほど考えてやっと思い出しました。


▼元気星魂のエンディングテーマを歌っていたのが阮小七さんだった
「勇気之花」 中国アニメ「元気星魂」のエンディングテーマ 歌詞と日本語訳


「元気星魂」と「アニメ超有病」は同じ鬼畜監督（画面左の人）の作品なので、まぁ色々と縁があるようです。





「先にモザイクかけてもらえますか？」
「打个码」はモザイクをかけるという意味なのか。
「码赛克（mǎ sài kè／マサイコ）＝モザイク」の略で「码」だけ使われることが多いみたい。無码とか薄码とか・・・。
うーん、またしょうもない知識が増えていく。




「码（mǎ／マー）＝モザイク」のかわりに「马（mǎ／マー）＝馬」がかけられててちょっと面白い（笑



いやぁ、中国のWEBアニメはどこまでも行ってしまうのですね・・・。
今後も期待しています。

分かり難いネタについても丁寧に解説されています。
それにしても酷いアニメだｗ

▼「超有病」の過去関連記事
【人民日報お前もか】 中国の人気WEBコミック「超有病」がアニメ化するらしい
とどまるところを知らないCCTV新科娘と中国の人気WEBコミック「超有病」
中国のちょっぴり危ない薄い本「流氓王」「勇者伝説」を買ってみた 【超有病】



▼アニメ版「超有病-勇者传说01」








それでは、人民日報までもが報じた超有病のアニメ版を見てみましょう。


ロゴからしていきなりこんなの。




お話は、幼馴染に求婚した若かりし日の勇者が、幼馴染から立派な家を購入するという条件をつきつけられて賞金首のモンスターを狩りにいくという内容です。

これはオンラインコミックサイト「微漫画」に掲載されている「勇者伝説2」にあたるお話ですね。
1のアニメ化はやっぱり不可能だったのでしょうか・・・。（どっちかというと2より1のほうが危ない）
微漫画　「超有病」配信サイト

というか「超有病」はもうすぐ15億PVなんですね。凄いなぁ




「おにいちゃん一緒に遊ぼ」
なんて言ってくる無邪気なモンスター（CV.山新）




おいぃぃ！！
なんだか原作より酷くなってますよ




リ○クも原作には出てこなかったような。
どうも結構なアニメ版アレンジがされているみたいですね。
おさんぽ協奏曲流れてるし・・・。




まぁ、それもそのはずかもしれません


なんせこのアニメ版の監督は、あの「元气星魂」の鬼畜監督ですからね


神龙拯救队之元气星魂(Star Guardian)


タダで済むハズもなし。


01ってことは続きも作られるのか・・・。中国WEBアニメは恐ろしい



個人的には勇者伝説よりこういった単発モノのほうがバカバカしくて好きなのですが、まぁこれはこれでアニメ化は難しそう
超有病　你所不知道的魔法少女
超有病　中国动漫和四个爸爸

薄い
「流氓王」は20ページ、「勇者传说」は56ページ。


▼まずは勇者伝説

知らない人が買ったら微妙に表紙詐欺だと感じるであろうことは疑いようがありません


勇者伝説は中国の人気WEBコミック「超有病」の中でシリーズ化されていた作品で、この薄い本版では再編集、加筆、修正の再修正などが行われているようです。

▼超有病はこちらのオンラインコミックサイト「微漫画」で読むことが出来ます。
新浪微漫画 「超有病」連載ページ




そんな勇者伝説はしょっぱなからこんな感じで始まるエログロにまみれた勇者様のお話。
エロ子て（笑



世代を超えた魔族と勇者一族の余りにも壮絶すぎる戦い描いた漫画です。
※健全でありたいブログなので画像はとっても縮小しておきます

ちなみにラストはエデン17のロミもびっくりなことに。
中国の厳しい漫画表現規制とは一体なんだったのだろうか・・・。


▼「勇者传说」はタオバオで通販されています。
タオバオ　【孙渣】《勇者传说》



▼こちらは「流氓王」。「流氓王」とは「ならず者たちの王」といった意味のようです。


「流氓王」は中国のネットサービスを擬人化したキャラクターたちの四コマ漫画で、こちらも微漫画で掲載していた単発漫画と、それを基にした新作漫画が収録されているようです。
表紙の下のほうには「私のユーザーの財産は全てそこに置いてきた！」などと、ワンチースな感じの煽り文句が書かれています。

ちなみに表紙のペンギン娘と、ペンギンがロゴマークの中国ネットサービス界の覇者・腾讯（Tencent）との関連性は私には分かりかねます。





裏表紙からして危険な感じなのでちゃんと届くか不安でしたが、一応届きました。



こちらは「超有病」を掲載している微漫画や、中国版ツイッターの微博を運営している「新浪」を擬人化した新浪娘。


まぁアイコンがこれなので当然な感じのサイクロプス娘です。
ちなみに新浪娘のエピソードに「新浪は実は日本企業で、日本の右翼と繋がってるんだ！なんて悪い子なんだ！」というネタがあるのですが、これって実際に新浪が被害を受けている悪質なデマの一つをネタにしたものだったんですね。以前WEB版を読んだときは気付きませんでした。



日々是チナヲチ。　だから「sina」は「支那」じゃないって。
＞●「新浪網」の大株主は日本企業らしい。だから「支那」という名前を使っている。
＞●日本企業が大株主だから、日本にとって都合の悪いニュースは記事にしない。
＞●実にけしからん！

新浪も苦労してるんだなぁ・・・。



これはtwitterとgoogleとyoutubeのキャラクターたちで、これら海外ネットサービスの目の前に立ちはだかるのは所謂「金盾（Great Firewall）」。（金盾は様々な理由で様々なサイトへのアクセスを遮断している中国の国家的ファイアーウォールです。）
そんなわけで無残に撃ち殺されていく海外ネットサービスたち・・・。

うーむ、中国でこんな漫画が描かれているなんてちょっと意外でした。
「超有病」シリーズは今後も楽しみにしています。

▼「流氓王」もタオバオで通販されています。
タオバオ　【孙渣】《9C娘和她的伙伴们3 流氓王》

「人民網」



たまに覗いているオンライン版人民日報の「人民網」をいつも通り眺めていたら、
トピックスに見覚えのある文字が見えました
これです↓↓


・微漫画の超人気作品「超有病」


うぅ、人民日報まで超有病の記事を堂々と掲載しているとは・・・
「超有病」は以前にも書きましたが、エロ有りグロあり変態ネタ有りは当たり前で、挙句の果てには危ない政治ネタまである大変キワドイWEBコミックです。

【過去の関連記事】
とどまるところを知らないCCTV新科娘と中国の人気WEBコミック「超有病」


最近読んだ中で面白かったエピソードを一つ紹介しておきます
微漫画　超有病　「中国动漫和四个爸爸（中国アニメと四人のパパ）」

ここで描かれている中国アニメにとっての四人のパパというのは、まさか「広電総局」「文化部」「信息産業部」「新聞出版総署」のことではないと思いますが、参考までに書いておくと、これらはいずれも出版物やメディアの統制を行っている中国政府機関です。
そしてこのエピソードでは四人のパパが中国アニメに対して無茶な目標や（日本のアニメを真似るなとか）表現規制を指導した挙句、中国アニメ産業の利益で私腹を肥やしてますよなんてことが描かれているような気がしないでもありません。（私の気のせいかもしれません）


そんな作品が政府機関誌の人民日報で超人気作品として普通に紹介されているだけでも驚くのですが、
今回驚いたのはその後ろの文字です↓↓


・微漫画の超人気作品「超有病」アニメ化計画始動

マジで！？
どうも微漫画の編集長がどうしても「超有病」をアニメ化したいと考えているようで、現在アニメ版「超有病」を制作するアニメ制作会社を募集しているようです。超人気作品だけに既にかなりの数のアニメ会社が名乗りをあげているとのこと。
私も好きな作品なので楽しみなのですが、ネット上の表現規制の動きも出てきているようなので少し不安も感じます。

あと最近オンラインコミック作品のアニメ化話がどこも活発になっていますが、やはりこれは「十万个冷笑话」の成功による影響が大きいようです。「十万个冷笑话」が切り開いた道は中国アニメ界にとって偉大なものなんですね。

CCTV新科动漫　公式WEBサイト


このCCTV新科動漫トップページのトピックをなんとなく眺めていたらとんでもない文字が目に入りました


それはこれです↓↓


えぇぇ！超有病が紹介されてる！！！


超有病というのは中国のオンラインコミックサイト「微漫画」で孙渣さんによって連載されている人気WEBコミックで、私もたまに読んでいます。
内容が内容だけに健全でありたいこのブログでは今まで紹介はしていなかったのですが・・・。




来自：微漫画 超有病
※やっぱり一部モザイクかけておきます

だって超有病ってこんな漫画ですよ・・・。
エロ有り、グロ有り、変態ネタ有りは当たり前で、挙句の果てにはかなり際どい政治ネタまであります。
そしてCCTVといえば、日本で言えばNHKにあたる、中国のメディアのなかでも最も中国政府に近いお堅い放送局（だったはず）。NHKがこんなコミックを公式サイトのトピックで紹介していたらきっと大問題になりますよね。
記事内容は微漫画からの転載のようなので、単に作品の中身まではチェックしていないだけなのだろうか・・・。

「超有病」はファンによって同人アニメムービーが作られるほどの人気作品
国内著名18禁大丧尸孙渣作品《勇者传说》动画化（伪）宣传片



ちなみに超有病はこのエピソードが結構好きです「你们闹哪样」

来自：微漫画 超有病
新浪微博（中国版twitter）や微漫画を運営している新浪を擬人化した浪娘
「日本の右翼なんかに金を渡すわけないだろ。一つ目族の右翼に資金を提供して、貴様ら人類を皆殺しにしてくれるわ！」

チャットソフトやオンラインゲームで有名かもしれない企業の腾■を擬人化した腾■娘
「私が日本人なんかと手を組むなんて笑わせるな。私たちはお前らから巻き上げた金で人類を皆殺しにし、地球全体を冷却してペンギンの楽園を築き上げるんだよ」

キワドイ・・・。
（誤解があるといけないので書いておきますが、反日ネタではなくて短絡的な反日中国人を風刺したネタです）


超有病はこちらのオンラインコミックサイト「微漫画」で読むことが出来ます。
新浪微漫画 「超有病」連載ページ


中国のオンラインコミックサイトは本当に沢山あるなぁ。