
中国アニメ「缇可春季篇」のED曲「远行
(yuǎnxíng/ユエンシン)」
優しい歌声の曲でとても好きです。
動画はこのあたりで
爱奇艺の「缇可春季篇」視聴サイト曲名:远行
(yuǎnxíng/ユエンシン) =遠い所へ行く
歌手:郭妮
(guō nī/グォニー)作詞:文笃智
(wén dǔ zhì/ウェンドゥジー)作曲:马卓
(mǎ zhuó/マージュオ)慢慢走过银色沙滩
(mànmàn zǒuguò yínsè shātān)听海浪在耳边呼唤
(tīng hǎilàng zài ěrbiān hūhuàn)銀色の砂浜をゆっくりと通り過ぎていく
耳元でささやきかける波の音を聴きながら淡淡的足迹缓缓消散
(dàndànde zújī huǎnhuǎn xiāosàn)却只剩下残破的期待
(què zhǐ shèngxià cánpò de qīdài)かすかな足跡が徐々にかき消されていく
唯一残されたのは、ボロボロになった希望だけ每当梦见你黑色眼眸
(měidāng mèngjiàn nǐ hēisè yǎn móu)仿佛走过世界的尽头
(fǎngfú zǒuguò shìjiè de jìntóu)あなたの黒い瞳を夢の中で見るたびに
まるで世界の果てを歩いているように感じる无力的松开牵你的手
(wú lì de sōngkāi qiān nǐ de shǒu)别担心夕阳就在身后
(bié dānxīn xīyáng jiù zài shēnhòu)力なく離れてしまったあなたの手
心配しないで、夕日はすぐ後ろにあるのだから最後の一文が難しくてよくわかりません。
歌い方からしても「别担心」でいったん区切られているのだと思いますが、「夕阳就在身后」に込められた意味はどういったものなのだろうか。
「夕日」は「斜陽」ということで「悲しみがつのる時期はもうすぐ終わるよ」ということなのかなぁ。むむ
とりあえず「别担心」と歌うところがとても好きです。
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出典:kw2007.com前回の続きで、驚異的な進化を続ける中国アニメ「缇可
(tí kě/ティコ) TICO」について。

3年後->

こんな驚異的な進化をしている「缇可」の製作会社・重慶視美動画とはどんなところなのかちょっと気になって調べてみると、こんな記事が見つかりました。
週アスPLUS 中国おもしろ情報その3[アニメ制作現場編]>重慶では、“重慶視美アニメ制作基地”を訪れました。これは、重慶のテレビ局や出版社からなる
>企業集団“重慶メディアグループ”と、四川美術学院(美大)が共同で設立した基地。
>教育と実際の制作を兼ねているところがすばらしいです。
なんと、どうも製作スタッフは全て学生だったみたいです。
ということは、この急激な変化は製作している学生の入れ替わりによるものなのかな?とも思いましたが、一応スタッフクレジットを見る限りごっそり変わっているというわけでもなさそう。日々の教育のなかで学生の技術力が大きく飛躍しているということなんでしょうね。
まぁ他の中国アニメと比べて品質が高い点については、教育の一環ということで有余る人材と時間を活用できることと、採算度外視で製作が可能という面もあるように思えてしまいます。学生が払っている学費で製作しているわけですしね。もちろん収益は学生側にも還元はあるとは思いますが。
もしかすると他のアニメ制作会社は何か釈然としないものを感じているかもしれません。
どこぞの放送局が徴収した受信料で製作したテキストやDVDを有料で販売しているのと同じような、
何か釈然としないものを感じているかもしれません。
ところで春季篇のオープニングがNARUTOに似ている言われているみたいですが、NARUTOをあまり見たことがない私は「・・・忍空?」と思ってしまいました。春季篇はオープニング曲もなかなかかっこいいですし、優しい感じのエンディング曲も心地よいです。エンディングの歌詞に出てくる「别担心
(bié dānxīn/ビエダンシン)=心配しないで」という中国語が好きなんですよねぇ。

冬季篇はOPもEDも歌では無いのですが、味わい深さを感じる映像と曲で意外と好きです。特に強烈な寂しさを感じさせるED曲は他のアニメとかだとなかなか味わえない独特な感覚があります。この寂しさと名残惜しさが、また次回を見たいと思わせる魅力となるんじゃないかと思います。
まあ私が寂しさのあるEDに魅力を感じるのはヤダモンの影響であることは間違いありません。
うーん、ほんと音楽が好きだ好きだと言ってるだけのブログだなぁ(笑
爱奇艺の「缇可冬季篇」視聴サイト爱奇艺の「缇可春季篇」視聴サイトまあとりあえず第四期目の秋季篇も予定されているようなので、またどうなっているのか楽しみです。
出典:互动百科中国アニメ「缇可
(tí kě/ティコ) TICO」。製作は重庆视美动画(重慶視美動画)です。
少し見た感じだとそれほど面白そうな作品には見えなかったのでスルーしていたのですが、中国BBSを見ていると何故か不思議と人気が高い作品のようです。ちょっと気になったので調べてみました。
最初この青い二頭身の可愛いキャラクター(TICO)を見て、てっきり「僕と一緒に歴史探検しようよ!」みたいな教育アニメだと勘違いしていたのですが、どうもこのアニメは結構きちんとしたストーリーのあるSF作品のようです。(そう謳っているのを読んだだけなので本当かは知りません)

細かいストーリーまでは把握していませんが、この青肌のお兄さんがTICOの正体(異星人の王子)です。地球にやってきたときにちょっとしたトラブルがあり、地球での体力消耗を抑えるために近くにあった玩具の姿に変身しているという設定。
本来であれば力の源になる龙图
(lóng tú/ロントゥ)という本と契約することで力を取り戻すつもりだったようですが、平凡な地球人の少年・夏天
(xiàtiān/シャーティエン)が日記帳と間違えて名前を書き入れてしまい、龙图は夏天を契約者として強大な力を与えてしまうことに。結局TICOは玩具の姿のままでいることを強いられ、夏天の力を借りながら地球での目的を達成しようとするという友情と冒険の物語のようです。
うん、日本だと速攻でBLの薄い本が出回りそうですね確かに中国アニメの中では珍しい感じのストーリーに思えますが、
そんな設定やストーリーよりも驚きなのはこれです↓
缇可冬季篇(第一期 2008年製作)




缇可春季篇(第二期 2009年製作)




缇可夏季篇(第三期 2011年製作)



出典:百度百科もの凄い進歩の速さです!!わずか3年でここまで変わるものなんでしょうか・・・。
一期目と二期目の主人公とか完全に別人じゃないのか。TICOはあまり変化がないけど。
三期目の夏季篇はOPムービーしか見てないのですが、キャラクターの動きについても面白味を感じるところがあってなかなか楽しいです。
どうも私が缇可の人気を不思議に感じていたのは第一期の映像しか知らなかったからのようで、この技術力の向上っぷりから中国では「国産アニメの希望」として大きな期待が寄せられているみたいですね。
やっぱりこの異常と思えるほどに急激に技術力が向上している理由が気になるので色々見ているのですが、まぁ今日はちょっともう眠いのでその辺りはまた次回にしておきます。