YouTubeで見かけたタイのアニメ「ลา ฟลอร่า (La Flora, the Princess Academy)」が衝撃的だったので色々調べてみました。タイはいつの間にこんなところまできていたんだ・・・
タイ語は微塵もわからないので主に機械翻訳からの推測です。
なので色々間違っているかもしれません。
とりあずプロモーションムービー二つ
La Flora Animation OVA 主題歌付きプロモーションムービー
La Flora Animation PV
メインキャラクターはこの5人の女の子のようです。
【タイ】 ทิวา พุดพิชญา(Tiwa Putphitchaya/ティワ・プピチャヤ) 母の居場所を知るためにラ・フローラで学園生活をおくっているタイの女の子。
身長142cm
【中国】 หยาง เหมยฮัว(楊美華/ヤン・メイファ)中国人の女の子でカンフーの使い手。中華レストラン・ヤングループの息女。
Tiwaと仲がよい。友人がピンチの時にはすぐに手助けをする。
身長146cm
【日本】 ฟูจิวาระ ยูริ(藤原ゆり)日本人の女の子。不器用で臆病な緑ツインテール娘。父親はヤクザ。
口癖は「เจ้าค่ะ(~でございます)」
身長144cm
【イギリス】 โรซารี่ เกรย์ (Rosary Grey) パンクでクールなイギリス人の女の子。科学分野の天才。
英国上流階級の出身。
身長155cm
【フランス】 นาซิสซ่า เลเฟบเวร์ (Nacissa Lefebve)とにかく目立つフランス人の女の子。
Tiwaとは気が合わないことがしばしば。
身長152cm
登場人物は世界各国から学園に集まってきた留学生という設定のようで、この作品のキャラクターは基本的に出身国が明確となっているみたいですね。原作は世界各国の文化やマナーを学ぶ学習コミックのようです。
性格も各国のステレオタイプで設定されているみたい。
中国人が友人の困り事を放っておかないというのはよく聞きますし、フランス人の優雅なイメージもまぁそうかな。イギリスのパンクと英国上流階級(階級社会)というのもわかりますが・・・そこは混ぜていいの?
そして日本はヤクザのイメージなのか・・・。そうなのか・・・。
緑ツインテールはやっぱりアレからきてるのかな?初音のミクさん的な
(初めに見たときクィンマンサが思い浮かんだのは秘密です)
口癖の「知ってますよ」というのは日本人には知ったかぶりのイメージがあるってこと?
うーん、まぁこれは訳が正しくないのかもしれません。コメント欄でアーイさんに教えて頂いたのですが、「เจ้าค่ะ」は日本語の「~でございます」にあたる最敬体のタイ語だそうです。

ぱっと見では同じように見える制服も、よく見るとそれぞれの国の特徴でアレンジされています。細かいなぁ
フランス・・・ドレス風
日本・・・ルーズソックス、ヒザ絆創膏(そういうイメージなの?)
タイ・・・足リング
中国・・・チャイナドレス風(襟元・スリット)
イギリス・・・UKパンクファッション風
ちなみにこちらの5人組はプリンスクラスの生徒のようです

左から順に
【イタリア】ลีโอนาร์โด ดันเต้(Leonard Studio Dante)イタリア人の男子学生。エイリアンやUFOといった類が大好き。
身長151cm
【ロシア】อเล็กเซ คอนสแตนติน(Aleksey John Constantine)ロシア人の女子学生。女の子としか思えない容貌で、プリンスクラスの謎の一つ。
悲しいときに流す涙は女の子と何も違いはない。ラスプーチンの子孫。
身長142cm
【アメリカ】คริสโตเฟอร์ ริชาร์ด(Chris Christopher Richard)アメリカ人の男子学生。まるでスーパーヒーローかのように振る舞う。
人生をあまり真剣に考えていないが、自らの手で世界平和を達成するという大きな夢を持っている。
身長158cm
【韓国】 คิม กียุล(김기율/キム・ギユル)韓国人の男子学生。
生真面目であまり笑わず少し利己的に感じるが、本当は親切なところもある。
彼の隠された秘密を知るものはいない。眼鏡がトレードマーク。身長150cm
【エジプト】ฮอรัส ปโตเลมี(Horus Ptolemy)エジプトの男性の学生。2000年以上もの歴史を持つホルスの家系。
神秘的な繊細さで控えめ。成熟した大人な性格。身長155cm
男の娘キャラまでいるとは、ある意味さすがタイなのかもしれません(笑
ただwikiの説明では女子学生と書かれているみたいでどっちが正しいのかはイマイチよくわかりません。
もう一つおまけでPVに出ているインドキャラ
【インド】อินทิรา ศากยะ(Indira Sakia)インド人の女の子。
学校の風紀とインドのカースト制度を厳格に守っている。
身長144cm
キャラクターも可愛くてアニメーションも主題歌も楽しいなぁ。
うーん、これは本編も見てみたいと思って探してみたのですがどこにも本編の存在が見つからない・・・。
途方に暮れていたらこんな記事がありました。
EQ Plus、人気学習コミックを原作としたアニメ「La Flora」を制作制作発表されたのが2013年3月みたいなので、まだアニメは制作中ということみたいですね。
この記事のなかでは原作コミックが英語、中国語、マレー語、韓国語に翻訳される計画があり、タイアニメーションを世界市場に展開していくと書かれているようなので、アニメのほうも中国語版が出る可能性を期待していいのかなぁ。すごく見たい。

コミックはこんな感じで、韓国版はすでに存在するようですね。
なんだか楽しみが一つ増えた感じがします。
ちなみに今回一番の収穫はタイ語の「โมเอะ (萌え)」を知ることが出来たことかもしれない。
(おまけ)
タイのアニメというと真っ先にこの「Oishi Green Tea」のCMアニメが浮かんでいました。
このCMすごく好きなんですよね。タイは面白い。